「高知赤十字病院」は、広域的な災害拠点病院としての役割を果たすため免震構造とし、自家発電装置などを強化、災害対応力、救急医療の充実を図っている。さらに、環境に優しい建物であることも大きな特徴とし、400床以上の病院用途では全国初となるBELSの認証を取得している。

建築概要

所在地 高知県高知市泰南町1-4-63-11
施主 日本赤十字社
設計・監理 株式会社久米設計・株式会社ASA設計事務所設計共同企業体
施工 株式会社大林組・和建設株式会社特定建設工事共同企業体
敷地面積 28,842.56㎡
建築面積 10,001.24㎡
延床面積 32,849.00㎡
階数 地上8階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2019年3月

特長

建物の特徴

「高知赤十字病院」は旧病院より海抜の高いシキボウ高知工場跡に移転新築し、2019(令和元)年5月に開院。広域的な災害拠点病院としての役割を果たすため免震構造とし、自家発電装置や給水設備など非常用設備を強化するとともに、屋上ヘリポートを整備するなど、災害対応力、救急医療の充実を図っている。また専門外来、看護外来を充実させるとともに、女性専用フロア、疾患別のフロア構成とし、各診療科の連携強化によるシームレスで質の高い医療を提供。さらに新病院は、環境に優しい建物であることも大きな特徴とし、エネルギー消費量を50%削減した「ZEB Ready」カテゴリーで、400床以上の病院用途では全国初となるBELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)の認証を取得している。

水まわりの特長

移転する以前の旧病院は建物も古く、トイレの狭さや臭いなどに関するクレームも多くみられた。そこで新病院では、水まわり計画においても、ていねいに取り組み、看護部など現場の意見を大切にしながら設計された。東京のTOTOテクニカルセンターにも足を運び、実際の患者さんの行動特性を踏まえ、点滴台や車いすを用いてトイレブースの広さなどを検証を行った。そのような検証・検討を重ねた結果。患者さんが使用するトイレはすべて壁掛大便器とし、ウォシュレットを採用。また背もたれ付きのトイレの設置や車いすで使用するトイレは、患者さんによって異なる介助方法に対応できる十分なブースの広さを確保した。ヒアリングと検証をもとに病院現場の要望を生かした水まわりとなっている。

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