Osaka Metro 中央線・南港ポートタウン線 コスモスクエア駅

改修の経緯

大阪市高速電気軌道株式会社（通称Osaka Metro）では、公営時代より、駅トイレの3K「汚い・臭い・暗い」という不満度が極めて高く、この「3K」を払拭するため、2012（平成24）年より「お客さまの目に見えるサービス向上を早期に実現する。」という目的のもと、駅トイレのリニューアルを順次遂行。トイレを劇的に改善し、お客さま満足度向上を目指している。このたびその一環として、南港ポートタウン線（通称ニュートラム）と中央線の乗り換え駅である「コスモスクエア駅」において、トイレ改修が実施された。

トイレの特長

内装仕上げ、衛生器具および照明設備などを一新し、明るく清潔感のあるトイレへ改修。女性トイレにはお化粧直しや身だしなみを整えることができるスタイリングコーナーを設置。衛生面に配慮し、全ブースに便座クリーナーの設置、洗面器には水石けんを整備した。また、男性トイレの小便器は尿はねの軽減に配慮して、LEDのターゲットマーク付きの小便器を採用。内装材は温もりのある木質感素材を使い、くつろぎの空間を演出している。また、小便器立ち位置の前面や女性トイレ各大便器ブース内に、絵画を飾ることで、お客さまによりリラックスしていただける雰囲気を醸し出している。