ナリス化粧品 兵庫工場 第二工場

建物の特徴

大手化粧品メーカであるナリスグループは、インバウンドをはじめ海外需要が急激に伸び、それに伴い生産数量も増加。国内2ヶ所、国外1ヶ所計3ヶ所の生産拠点に加え、今回「マザー工場」として4つ目の拠点となる新工場を建設した。ここでは、需要増だけでなく、多様化に対応する効率生産を実現。また、さまざまなライフスタイルを持つスタッフが、働きやすい環境を実現するための工夫が随所に盛り込まれている。特に食堂は、さまざまな座席スタイルを取り入れ、観葉植物を飾るなど、工場で働く従業員がリフレッシュし、コミュニケーションを図れる場としてユニークな環境を整えている。

トイレの特長

ナリス化粧品主力の兵庫工場敷地内に建設されたマザー工場として、トイレ設備を充実。以前から、ほかの建物で、和式便器を洋式化することを推進していたが、新工場もトイレすべてを洋式化し、だれもが使いやすいように配慮されている。ラインごとの休憩や一斉に取られるお昼休憩などでは、トイレが混雑することが想定されるため、特に女性トイレについては大便器の個数を11ブース確保。衛生面にも配慮し、洗面コーナーでは、カウンターとボウルに継ぎ目のないツインデッキカウンターを採用。ボウル間にハンドドライヤーを組み込んだ、使いやすくすっきりとしたデザインとなっている。