さっぽろ東急百貨店3F Switch Room

改修の経緯

さっぽろ東急百貨店は1973年開業の老舗百貨店。売上・集客力のさらなる向上を狙い、婦人服売り場のメインフロアである3Fを渋谷ヒカリエ ShinQsなどのノウハウを活かした女性専用の化粧室「Switch Room」に改修した。

トイレの特長

「フードコーディネーターのアトリエ」をコンセプトに、女性の「あったらいいな！」をさまざまなかたちで実現した。女性の「キモチ」を「ON⇔OFF」と切り替えることができるゆったりとした空間の化粧室として「Switch Room」と名付けている。四季で変化するプロジェクションマッピングを洗面器に投影したり、音楽も四季に合わせた4種類を準備しているほか、札幌ならではの香りを盛り込んだオリジナルのアロマを導入するなど季節を感じながら時間を過ごすことができる。またスイッチ1つで自分の後ろ姿を投影できるミラーをフィッティングルームに設置するなど斬新な試みの水まわりとなっており、買物中の楽しい時間同様にトイレ空間での時間を楽しめる工夫が全体に盛り込まれている。器具は清掃性を配慮し大便器・洗面器ともに壁掛けタイプを選定。お子様連れにも配慮しすべてのブースにベビーチェア・フィッティングボードを設置している。