中部大学 15号館

建物の特徴

「中部大学」は、愛知県春日井市にキャンパスを構える、文理融合7学部が集結する私立大学。愛知県には、宇宙航空産業の企業が集結しており、さらに中部地域が、2011年に国際戦略総合特別区域「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に指定されたことを受け、中部大学では2018年、工学部に「宇宙航空理工学科」を開設。今後、宇宙機・航空機に携わる人材へのニーズが高まることに期待し、将来の生産・開発現場リーダーとしてグローバルに活躍できる技術者の育成を目指している。このたび学科開設に伴い、新たに宇宙航空理工学科棟を15号館として建設した。

トイレの特長

初年度の宇宙航空理工学科学生は、9割が男子学生。今後、本分野を専門的に学ぶ女子学生を増やしていきたいという思いを込め、研究室や実験室など充実した設備の備えと同様に、女子学生が使いやすいトイレを整備した。全般に明るく清潔な印象のトイレ空間を演出。女性トイレには、着替えコーナーを備え、3・4FのSKブース内には緊急時シャワーを設置し安心して研究に打ち込める環境を準備している。また、5階建ての各フロアごとに男性トイレ、女性トイレを分離設置することにより、トイレスペースを広めに確保している。