世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録された「三保松原」の魅力を発信し、松原保全の拠点なる施設として新設された文化施設。展示室&映像シアタースペースを備えたビジターセンターや松原保全を啓発するための展示コーナーを設置している。

建築概要

所在地 静岡市清水区三保1338-45
施主 静岡市
設計 株式会社アプルデザインワークショップ
施工 イハラ建成工業株式会社
竣工年月 2019年3月

特長

建物の特徴

三保松原は、1922(大正11)年に日本で最初の国の名勝に指定された、日本新三景のひとつ。2013(平成25)年には、世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されるなど観光客が増加するなか、静岡市では、静岡市三保松原文化創造センターを開設。愛称の「みほしるべ」には、「三保を知る+みちしるべ」の意が込められている。1Fは展示室【文化・芸術】&映像シアタースペースを備え、ビジターセンターとしての役割を果たし、さらに、松原を散策したあとに休憩できるくつろぎの場「通り土間」や松の入浴剤が入った足湯を配置。2Fには、松原保全を啓発するための展示コーナーと保全事務所を設置。三保松原の価値や魅力を発信し、松原保全の拠点ともなる施設となった。

水まわりの特長

三保松原を訪れる幅広い利用者を想定し、1Fのトイレは、「みほしるべ」(午前9時~午後4時半)が閉館されている時間帯でも利用できるよう、24時間利用が可能な屋外トイレとしている。大便器は清掃性の良い壁掛大便器を採用し、ウォシュレットを設置。洗面コーナーには、冬場でも快適に温かいお湯で手洗いできるよう電気温水器を設置。また、小さなお子様連れに配慮して、施設内に授乳室を1ヶ所設けている。

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