堺市民芸術文化ホール「フェニーチェ堺」は、1965(昭和40)年に開館した「堺市民会館」の老朽化に伴う建て替え事業により、2019年10月に誕生する複合文化施設。総客席数2000席の大ホール、312席の小ホールのほかスタジオ、文化交流室などを含む市民の芸術文化創造・交流・発信の拠点施設として生まれ変わった。

建築概要

所在地 堺市堺区翁橋町2-1-1
施主 堺市
設計 柳澤孝彦+TAK建築研究所・MORIデザイン建築事務所設計共同体
施工 <建築>大成建設株式会社 関西支店
<設備>浦安・美和建設工事共同企業体
竣工年月 2019年2月

特長

建物の特徴

堺市民芸術文化ホール「フェニーチェ堺」は、1965(昭和40)年に開館した「堺市民会館」の老朽化に伴う建て替え事業により、2019年10月に誕生する複合文化施設。イタリア語で不死鳥を意味する愛称のフェニーチェは、自由・自治都市、国際貿易港として繁栄し続けた堺が、大坂夏の陣や第二次世界大戦など幾度の戦火から蘇ってきたという歴史や思いを由来とする。総客席数2000席の大ホール、312席の小ホールをはじめ、リハーサルや公演にも利用可能な大スタジオ、小スタジオ、会議・展示にも利用可能な文化交流室などが、3層吹き抜けの交流・創作ガレリアを主軸に配置され、市民の芸術文化の創造・交流・発信の拠点施設として生まれ変わった。

水まわりの特長

ホールのトイレは、分散配置することにより幕間の集中利用時に片側だけが混雑してしまうような場面を避けるため、1ヶ所に集中して配置。また、トイレサインは、ホワイエから認識しやすい位置に設置し、客席に入る前に利用者があらかじめトイレ位置を把握できるようにしている。トイレ内は、空きブースがひと目でわかりやすいように直列に配置。さらに、扉上部には、開閉と連動し空き状況を示すフラッグが設けられている。また、集中利用時の動線交錯を緩和するため、女性トイレは一方通行プランを採用している。

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