美濃焼の産地として、日本一の陶磁器生産量を誇る土岐市。同市の新庁舎は、甍の大屋根や水平に伸びる低層階など、周辺環境に馴染む外観デザインを重視。地域にゆかりのある材料や企業を積極的に活用し、地域に根ざした庁舎となっている。

建築概要

所在地 岐阜県土岐市土岐津町土岐口2101
施主 土岐市
設計 株式会社東畑建築事務所
施工 岐建・舘林特定建設工事共同企業体
大島・奥村特定建設工事共同企業体
シブヤ・美濃冷暖特定建設工事共同企業体
施工年月 2019年3月

特長

建物の特徴

美濃焼の産地であり、陶磁器生産量日本一の土岐市は、市内の中心部を土岐川が流れ、緑豊かな丘陵地や、切妻の甍屋根の町並みなど、のどかで伸びやかな風景が広がっている。新庁舎は、甍の大屋根や、水平に伸びる低層階など、その環境に溶け込む外観となっている。設計にあたり、市民のニーズを把握するため、市民ワークショップを開催。市民の想う庁舎像の具現化を目指した。建設にあたっては、地域にゆかりのある材料や企業を積極的に活用し、地域に根ざした庁舎を目指した。隣接する文化プラザとは、新庁舎と回廊・渡り廊下で結び、一体利用できるようにし、市民の交流の場、活動の場となる庁舎となった。

トイレの特長

多様な利用者を想定し、各トイレはゆとりある空間をしっかりと確保。内装のしつらえは、各フロアの利用者特性を加味し、仕様の異なる空間となっている。多目的トイレは、収納式多目的シート、オストメイト対応、乳幼児連れ対応など、場所ごとに異なる設備を配置し、機能分散させることで効率的に利用ができるよう配慮されている。トイレ内で採用した衛生陶器や材料も地元産にこだわり、土岐市ならではのトイレ空間を実現した。

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