太宰府天満宮をはじめとする福岡県太宰府エリアの玄関口であり、1日に約1万2千人(2017年度)が利用する。このたび27年ぶりに大幅リニューアルを実施。同駅は「町との共栄駅」をコンセプトに内外装に太宰府天満宮のイメージを設え、「太宰府」を訪れる期待感を醸成。

建築概要

所在地 福岡県太宰府市宰府2-5-
施主 西日本鉄道株式会社
設計 株式会社パルコスペースシステムズ
施工 西鉄電設工業株式会社
竣工年月 (改修)2018年12月

特長

改修の経緯

西日本鉄道の「太宰府駅」は、太宰府天満宮をはじめとする福岡県太宰府エリアの玄関口であり、1日に約1万2千人(2017年度)が利用する。太宰府市は、近年、インバウンドを中心に観光客が増加傾向にあり、2016年度には912万人に達した。そのなか、27年ぶりに大幅リニューアルされた同駅は、「町との共栄駅」をコンセプトとし、駅の内外装に太宰府天満宮をイメージした朱色を用い、さらに太宰府市の花である「梅」をあしらった照明やベンチを設置するなど「太宰府」を訪れる期待感を醸成している。あわせて、トイレや授乳室などの駅機能の集約、案内におけるピクトサインや多言語表記を整備しデザインの統一を図るなど、利便性の向上を目指した。

トイレの特長

改修前は、和式便器が主体で高齢者やお子様、外国人への配慮が不足していたが、さまざまな観光客にとっての使いやすさ向上を目指し、全洋式化や訪日外国人にもわかりやすい案内表記を実現。さらに女性トイレにはスタイリングコーナーが新設された。また、大便器数を増やすことにより待ち時間も軽減。機能面では、ウォシュレットやハンドドライヤーを採用し、清潔感と衛生性を向上。多機能トイレや授乳室の設置により、さまざまなお客様に使いやすいトイレに生まれ変わった。

採用商品

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