日本ラグビーの聖地として歴史を誇る「東大阪市花園ラグビー場」は、ラグビーワールドカップ2019™日本大会(RWC2019)の会場となることにあわせ、大規模な整備工事を実施した。

建築概要

所在地 大阪府東大阪市松原南1-1-1
施主 東大阪市
設計 株式会社梓設計 関西支社
施工 <建築>清水建設株式会社 関西支店
<設備>新菱・共進特定建設工事共同企業体
竣工年月 (改修)2018年9月

特長

改修の経緯

日本ラグビーの聖地として歴史を誇る「東大阪市花園ラグビー場」は、2019年開催のラグビーワールドカップ2019™日本大会(RWC2019)の会場となることにあわせ、大規模な整備工事を実施。大型映像装置やナイター照明を新設、座席もベンチタイプから背もたれ付きセパレートタイプに変更されるなど、RWC2019基準を満たした。また、ロッカールームの改修やドーピングコントロール室の新設など選手ファーストの改修も実施。増築された南スタンド、正面玄関のスクラムを組んだようなモチーフの菱型ファザード「スクラムスクリーン」によって、スタジアムを包み込むような一体感のあるフォルムを形成。"聖地"の名にふさわしい、臨場感あふれる観戦環境を創出している。

水まわりの特長

スタジアムの特性から、混雑緩和を図るための配慮、対応を充実。まずトイレの入口と出口を分けた一方通行の動線を採用。大便器の一部は、連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用した。また、大会利用以外での少人数利用時に対応して、一部のトイレには、中央に区画扉を設置。トイレ空間を縮小することで、清掃時間の短縮など維持管理面に考慮している。さらに、選手ファーストの改修も実施。シャワー室のシャワーでは、使いやすくヘッド位置が変更できるスライドバーを採用している。

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