千種駅のトイレ改修は、駅ナカ事業の一環としてコンビニ新設などと共に推進。利用者の利便性や清掃性・衛生性の向上を目的とし、名古屋市営地下鉄の駅トイレで初めて、オール洋式化、オールウォシュレット設置を実現した。

建築概要

所在地 名古屋市東区葵三丁目1505番先
施主 名古屋市
設計 <基本設計>株式会社スペース
設計 <実施設計>株式会社市川三千男建築設計事務所
施工 株式会社マルケイ
竣工年月 (改修)2017年12月

特長

改修の経緯

名古屋市交通局では、市の方針のもと、2016年から地下鉄駅トイレの洋式化を推進。そのなか東山線の「千種駅トイレ」改修は、駅ナカ事業の一環として周辺のカフェやコンビニ新設工事とともに進められた。高齢者や障がい者、外国人をはじめ、さまざまな利用者の利便性やトイレの清掃性・衛生性の向上を目的とし、名古屋市営地下鉄の駅トイレで初めて、オール洋式化、オールウォシュレット設置を実現。清掃方法も湿式から乾式に変更された。学生力を活かした市バス・地下鉄魅力創造プロジェクトの一環として、駅のリニューアルには、金城学院大学の学生たちが参画。心地よい空間を創出した快適なトイレには、利用者から多くの喜びの声が寄せられている。

トイレの特長

男女各トイレには、ベビーカーごと入れる、ひろびろブースを設置。さらに、便器両側に手すりを設置し、さまざまな身体状況の利用者の対応に配慮している。大便器は清掃性のよい壁掛タイプを採用、ブース内にはフックなどの手荷物配慮を施した。また、男女共に身だしなみを整えるための専用空間として「スタイリングコーナー」を設置。洗面コーナーの機能を分散したことにより、混雑緩和にも役立ち、特に女性利用者に好評を得ている。

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