北アルプス・乗鞍岳が一望できる道の駅 「アルプ飛騨古川」は、富山と飛騨高山を結ぶ国道41号沿いに位置。今回の改修では、各種設備水準を新築レベルまで引き上げ、現行法規(バリアフリー法、岐阜県条例)に準拠、大規模改修をせず、長期使用に耐えられる設計となっている。

建築概要

所在地 岐阜県飛騨市古川町上町1348-2
施主 国土交通省 中部地方整備局 高山国道事務所
設計 有限会社 南勢建築設計
施工 株式会社 林工務店
竣工年月 (改修)2018年12月

特長

改修の経緯

北アルプス・乗鞍岳が一望できる道の駅 「アルプ飛騨古川」は、富山と高山を結ぶ国道41号沿いに位置。近年のユニバーサルデザイン意識の向上、インバウンド需要の増大に伴い、特に高速道路SA/PAのトイレをはじめ交通施設でのトイレ改修が相次いでいる。そのなか、道の駅のトイレも、レベル向上が社会的要請となっている。今回の改修では、各種設備水準を新築レベルまで引き上げ、現行法規(バリアフリー法、岐阜県条例)に準拠、大規模改修をせず、長期使用に耐えられる設計となっている。

トイレの特長

インバウンド対策として、全洋式化や主要サインのマルチリンガル化を実施。 寒冷地にある道の駅ということから、自動扉の設置により、熱の放出を防ぐとともに虫の侵入など快適性の向上を図った。また、トイレ内の壁は羽目板貼を採用し、 温白色(3,500K)照明の設置することで、温かみのある空間にしている。多機能トイレはさまざまな利用者を想定し、大型ベットやオストメイトを設置。一般トイレは、大便器ブースのライニングをできるだけ低く、かつ奥行きを300mmと大きくして、荷物置きスペースを確保。また、24時間開放されたトイレのため、盗電の防止対策や停電時の洗浄レバーをわかりやすく示すなど、細やかな配慮がなされている。

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