「兵庫医科大学」は西宮キャンパスを拠点とする医学教育研究機関。西宮キャンパスグランドデザインの一環として、2017年に教育研究棟を新設。学生生活の大半を過ごすこの建物は、学生の自主学習を支援するアクティブラーニングスペースや建学からの歴史資料を展示するアーカイブズ室など、学生や卒業生、研究者との交流施設が設けられている。

建築概要

所在地 兵庫県西宮市武庫川町1番1号
施主 学校法人兵庫医科大学
設計 株式会社日本設計
施工 鹿島建設株式会社
竣工年月 2017年11月

特長

建物の特徴

兵庫医科大学は、西宮キャンパスを拠点に医学教育研究機関として1972(昭和47)年開学。開学40周年事業としてスタートした、西宮キャンパスグランドデザインの一環として、2017年に教育研究棟を新設した。講義室や実習室などの教育部門を水平・垂直につなぐ吹抜け空間を中心に、アクティブラーニングスペースや自習室など多様な学習スペースを擁し、学生の自主学習を支援、教育・研究機能の充実を図っている。学生生活の大半を過ごすこの建物は、食堂やラウンジなどのアメニティスペースも充実。ラーニングスクエアには、建学からの歴史資料を展示する「アーカイブズ室」を併設、学生や卒業生、研究者との交流施設が設けられている。

水まわりの特長

施設利用人数が比較的少ない医科大学という点から、目の行き届かない状況を想定し、セキュリティについて教職員と設計担当で検討。いたずらや事故防止のため出入口にセキュリティカメラを設置し、遠隔監視による安全確認を実施。さらに実習室エリアのトイレはセキュリティ扉を設け、早朝・夜間など時間帯により利用制限が行えるよう整備した。トイレ全体は白を基調とし、ブース木目の明暗で男女の変化をつけた。緊急時対策として予期せず薬品を浴びた時などに使用する緊急時用シャワーが設置されている。

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