1日平均約50万人が利用し、観光地箱根への玄関口である「小田急電鉄新宿駅」は、駅中央連絡口の改修工事に伴い、築27年経過したトイレを従来の2倍以上の広さに全面リニューアル。箱根を意識したウッディでやわらかな空間意匠のもと「天然オイルを活用したアロマ」や「四季の生花」を設置し、癒しの空間を創出している。

建築概要

所在地 東京都新宿区西新宿1-1-3
施主 小田急電鉄株式会社
設計 有限会社設計事務所ゴンドラ
施工 株式会社フジタ
竣工年月 (改修)2017年12月

特長

改修の経緯

小田急電鉄新宿駅は、1日の平均乗降人員数が約50万人と小田急線では乗降客数が最も多く、観光地箱根への玄関口でもある。このたび駅中央連絡口の改修工事により、築27年経過し老朽化した西口地下改札内トイレを、従来の2倍のスペースに拡げ、全面リニューアルした。「駅の喧騒の中、ひととき安らぎを感じる場所としてのトイレ」をコンセプトに、箱根を意識したウッディでやわらかな空間意匠のもと、「天然オイルを活用したアロマ」「四季にあわせた生花」を採用、癒しの空間を創出している。

トイレの特長

小田急電鉄初の授乳室や新宿駅構内の全トイレの空室が分かる情報ディスプレイ、大型荷物の一時的保管装置「Baggageport」の設置など昨今の利用者のニーズを踏まえ、利便性の向上と安らぎを提供している。大便器は、すべて洋式としウォシュレットと便座クリーナーを設置。また、女性トイレは、ブースを増設して混雑緩和を図る。多目的トイレは2ヶ所設置、さらに機能分散の目的から、こどもトイレ、オムツ替え室を設置するほか、男女トイレ内にもお子様連れ配慮を施すなど、さまざまな利用者が使いやすい個別機能を充実させている。男性トイレの小便器コーナーは、ゆったりとした間隔とし間仕切りを設置。心地よく使えるようプライバシーに配慮している。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

パブリック向け商品

トイレ
 
洗面所
浴室
バリアフリー配慮商品・手すり・アクセサリー
Share

CLOSE