和歌山県南部に位置し、日本の古式捕鯨発祥の地として知られる太地町の玄関口に 、道の駅「たいじ」がオープン。くじらと歩んできた地域の歴史・文化の情報発信拠点として、訪れる観光客を迎えている。道の駅として「日本一きれいなトイレ」をコンセプトに、光沢のある石面と落ち着いた色調を採用したトイレは、上質な雰囲気を醸し出すこだわりの空間となっている。

建築概要

所在地 和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143-1
施主 国土交通省 近畿地方整備局紀南河川国道事務所
設計 八千代エンジニアリング株式会社
施工 谷地建設株式会社
竣工年月 2017年8月

特長

建物の特長

太地町は、和歌山県南部に位置する県内で一番小さな町でありながら、日本の古式捕鯨発祥の地として知られるなど多くの観光客が訪れる。 「道の駅たいじ」は、町の玄関口として、毎朝、地元で採れたたくさんの海産物や農産物を販売する直売所や、それら食材を活用したレストランを備え、くじらと共に歩んできた地域の歴史・文化の情報発信拠点として訪れる観光客を迎えている。特にトイレは、道の駅として「日本一きれいなトイレ」をコンセプトに設計。トイレで人をもてなす町という構想を持つ太地町は、道の駅の『トイレは、応接間』であるという思いを込めた。

トイレの特長

トイレの内装は、光沢のある石面の素材感を生かした、落ち着いた色調を採用し、ゆったりとしたスペースを確保。上質な雰囲気を醸し出すこだわりの空間となっている。器具は節水・清掃性の高い商品を選定。意匠性や快適性はもとより、高いメンテナンス性も実現している。さらに多機能トイレとは別に、一般トイレ内にも、機能性を持たせたひろびろブースを設けて、機能分散を図っている。「まるでホテルや百貨店のトイレのよう。」と地元住民の方々からも好評を得ている。

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