従来の幼稚園機能に保育所機能をあわせた幼保連携型認定こども園へ移行した「大阪国際大和田幼稚園」は、園児数の増加や建物の耐震対策に伴い建て替えを計画し、新園舎が竣工した。こども園として0歳から5歳までに応じたトイレを整備し、重点保育活動のひとつとして排泄にもしっかり取り組んでいる。

建築概要

所在地 大阪府守口市藤田町6-21-57
施主 学校法人大阪国際学園
設計 株式会社安井建築設計事務所
施工 株式会社奥村組
竣工年月 2017年3月

特長

建物の特徴

大阪国際大学のグループである「大阪国際大和田幼稚園」は、2015年より従来の幼稚園機能に保育所機能をあわせた幼保連携型認定こども園へ移行。園児数の増加に加えて、建物の老朽化および耐震対策に伴い、建て替えを計画し、2017年3月に新園舎が竣工した。安全性を最優先としながらも、園児の好奇心やモチベーションを喚起するという施設全体の設計コンセプトのもと、 「走ろうか」と名付けられた廊下では、十分な幅が確保され、園児が安全に走り回れる環境を成立するなど、園児の毎日を優しくフォローしている。また、園内だけにとどまらず地域での包括的な子育て支援を実施し、授乳スペース「赤ちゃん駅」やカウンセリングが受けられる「子育て支援室」を設置。地域に住む子育て世代にも広く開放されている。

トイレの特長

こども園として0歳から5歳までに応じたトイレを整備し、重点保育活動のひとつとして排泄にもしっかりと取り組んでいる。採光により全体が明るいトイレは、木目調のやさしい空間デザイン。幼児の体格にあわせた衛生器具や大便器の全洋式化、暖房便座完備などにより、使いやすさと心地よさを創出。また、園児が粗相した際にすぐ対応できるように、沐浴室や幼児用シャワーパンも随所に設置されている。

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