東京駅など各社路線5駅から徒歩圏内の優れた交通利便性と、高い顕示性を誇る先端のビジネス拠点となるオフィスビル。全女性社員にアンケートを行い、水はねしにくい形状の洗面カウンターを採用し、ストッキングの履き替えができるベンチ付ブースを2ヶ所に設置。パウダーコーナーは、執務空間と同じ色温度に設定されきめ細かく配慮されている。

建築概要

所在地 東京都中央区八丁堀二丁目23番1号
施主 エンパイヤ自動車株式会社、東京建物株式会社
設計 <基本設計・監修>株式会社久米設計
<実施設計・監理>三井住友建設株式会社 一級建築士事務所
施工 三井住友建設株式会社
竣工年月 2017年9月

特長

建物の特徴

従前ビルの老朽化に伴い、エンパイヤ自動車と東京建物が共同で進めてきた建替事業。東京駅から徒歩12分、各社路線の計5駅を利用できる優れた交通利便性に優れている。オフィス(2F-9F)は、ワンフロア約323坪。レイアウト効率に優れた無柱空間設計で、多用なニーズにも対応できる。北側に貸室、南側に共用部を配置することにより直射日光の入射を軽減し、オフィスとして働きやすい環境づくりを行っている。また、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」Aランク相当を実現。

トイレの特長

共用部のトイレは執務空間よりも照明の色温度を下げ、落ちついたリラックスできる空間になっている。計画時から東京建物の全女子社員にアンケートを行い、洗面カウンターの水はね軽減や荷物配慮、汚物入れは使用時に音がしにくい商品を選定するなど、アンケート結果を盛り込んで女性トイレの充実を図った。女性トイレのパウダーコーナーは執務空間と色温度を合わせ、お化粧直しがしやすくなっている。建物と同様にトイレも、地球環境に配慮した環境性能を保持し、節水性・清掃性に配慮した器具を選定している。

採用商品

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