世界文化遺産である社殿に引けをとらないトイレを目指し、檜の無垢材をふんだんに使用したダイナミックなトイレ棟。混雑や老朽化の問題を抱えていたが、器具数を増やし、さらに多機能トイレを2ヶ所設置するなど、さまざまな身体状況の方に配慮した快適なトイレとなっている。

建築概要

所在地 京都府京都市北区上賀茂本山339
施主 賀茂別雷神社
設計 株式会社 安藤・間
大阪支店一級建築士事務所
施工 株式会社 安藤・間
竣工年月 2017年4月

特長

建物の特徴

賀茂別雷神社は、京都最古の歴史を有し、古代氏族「賀茂氏」を祀る神社。社殿は、国宝に指定される本殿と権殿、そして41棟の重要文化財を含むその他の権殿からなる。平成6年には23万坪の境内全域が「古都・京都の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録された。例年5月に行われる賀茂祭(葵祭)には、全国から多くの参拝客が訪れるが、トイレにおいては、器具数が少なく混雑する、器具が老朽化しているなどの問題を抱えていた。そこで、男女トイレの器具数を増やし、さらに多機能トイレを2ヶ所設置するなど、さまざまな身体状況の方に配慮した快適なトイレの建替えを実施した。

トイレの特長

世界文化遺産である社殿に引けをとらないようなトイレを目指し、檜の無垢材をふんだんに使用したダイナミックなトイレ棟とした。大便器は節水性が高く連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器フラッシュタンク式を採用。小便器は清掃性の高い壁掛小便器を設置。女性トイレには、おむつ替えコーナーと授乳室を設けることで、お子様連れに配慮している。

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